売却に際しての注意点

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自動車一括査定サイトを利用して、故障車を買取業者に売却するのが便利でおトクだということを考えてきました。ここで、注意点をいくつかご紹介しておきましょう。まず、売却の際には、引き取りも買取業者に行なってもらうことになります。引き取り費用込みでの交渉をおすすめします。総体的に見て最も納得のいく買取業者と契約しましょう。
また、さまざまな事情で故障車の売却が遅れたり、手放す気になかなかなれなかったりということは確かにあるでしょう。理解はできますが、もしも雨ざらしになり塗装面についた傷がさびてきたり、車内が濡れてしまったりした場合、車の価値が大きく下がってしまう、最悪の場合買取不可となってしまう可能性もあります。事故車を売る際は、ヘンに修理したりせず、事故を起こしたそのままの状態で良いですから、可及的速やかに事故車専門の買取業者で査定してもらうのが最善です。
また、故障車に装着されているカーナビやレーダー、スピーカ、ETCなどのうち、自分がまだ使いたいものがあれば、必要なので自分で取り外す旨、前もって伝えておきましょう。価格交渉の前に伝えておき、それらを外した上での査定価格を出してもらいます。自動車の引き渡し日の前に、実際にそれらを自分で外しておきます。それらのパーツを外さないまま引き渡してしまった場合、あとからそのことを業者に言っても返ってこないことがあります。急いで電話したもののもうどうしようもないと拒否されたり、車体と一緒に解体になる前に外してもらえたものの、工賃を請求されたり、という例が多いようです。どうしても返して欲しければ、工賃を負担するか、あるいは業者がこれまでにこの取引に費やした費用を補償するだけのお金をキャンセル料として支払い、取引を白紙に戻して故障車ごと返してもらうしかありません。
また逆に、もし事前に自分で外すと告げたもの以外のパーツを外している場合、減額されたり、キャンセルされたり、最悪の場合キャンセル料を要求されることになります。

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