安易な廃車にかかる費用

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このように、自分で手続きを行うと、用意しなければならない書類も多く、運輸支局に出向かなければならないため時間とエネルギーをかなり費やすことになります。しかし、自分の時間とエネルギーを節約しようと思うのであれば、お金を払って業者に頼むしかありません。また、運輸支局は土日が休みですから、お勤めの方は業者に代行を頼むしか方法がないかもしれません。
この場合、車検証と自賠責保険の原本、名義人の実印と、発行から3ヶ月以内の印鑑登録証明書、車検証と同一の認印、名義人の免許証のコピーと、自動車を引き渡したら、あなたのすることはこれで終わりです。手続きにかかる期間は業者によって違い、数日から1ヶ月くらいの幅があります。手続きが完了すると、業者から抹消登録証明書が送られてきます。これを受け取れば、手続きは全て終了というしくみです。自分で手続きする場合に比べ、業者に依頼する場合は、一般に一万円ほど余分に費用がかかるようです。業者によって代行費用が異なるようですから、可能であれば複数の業者に尋ねてみるのが賢いでしょう。いずれにしても、業者に支払う代行費用を除いても、自動車一台を廃車にするにはそれなりに費用がかかってくるのです。まずは自動車の解体に一万円ほど、加えて前述したように、自走できない車であれば運搬料が必要となります。
さらに、自動車リサイクル料金が未払いの場合、普通車で約一万円、軽自動車で約8000円のリサイクル料を、廃車時にあなたが負担することになります。安易に廃車という決定をすれば、廃車処理をするためだけに数万円も支払わなければいけない羽目になるのです。でも、状況によってはもしかしたら、中古車買取業者に買い取ってもらえる、しかも思いもよらなかった高値で買い取ってもらえるかもしれないとしたらどうでしょうか。そのカギとなりうるのが、自動車一括査定なのです。次の記事では、いよいよその中身を公開することにしましょう。

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