契約時の必要書類と注意点

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いよいよ売却の契約を締結する時が来ました。愛車と別れがたい気持ちはありますが、ひとつひとつ必要なことを片付けていきましょう。必要になる資料は以下のとおりです。車検証つまり自動車車検証、それから、自賠責保険証すなわち自動車損害賠償責任保険証です。また、実印と印鑑登録証明書も必要です。これは自動車の名義変更、また譲渡証明書に車の所有者の実印を捺印する必要があるためです。実印のない人は、住所地の役所にて印鑑登録手続きを済ませておきましょう。
印鑑登録証明書は発行から三ヶ月以内のものが必要です。さらに、自動車納税証明書も必要となります。毎年四月一日時点で登録されている自動車に課税される自動車税を納付した証明となる書類なのですが、万一紛失している場合は早急に納税した都道府県の税事務所にて再発行してもらっておきましょう。加えて、自動車リサイクル券というものがあれば準備しておきましょう。自動車リサイクル料金を既に支払い済みであることを証明する書類で、これによって中古車買取業者からリサイクル料金を受け取ることができます。リサイクル料金を支払ったにもかかわらず、リサイクル券が手元にない場合は、陸運局にある端末で再発行してもらえるしくみになっています。自動車売買契約書に署名捺印する前に、内容をきちんと読み、理解しておくようにしましょう。もし不明な点があればそのままにせず、質問して説明してもらいましょう。一般に、この時点で当該車両を買取業者に引き渡し、入金となります。たいていの場合、銀行口座振込の形で入金されます。前述の必要書類とともに、銀行口座番号のメモも渡せるように準備しておきましょう。
残念なことではありますが、買取業者の中にはあまり良心的でない業者がいたり、そうでなくてもトラブルが起こってしまうこともあります。自動車一括査定を利用することによって、ある程度身を守ることにもつながります。これらの査定サイトには多数の信用ある大手の業者がお互いに適正価格で競合しており、悪徳業者は参加できないしくみになっているからです。

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